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助成金と補助金、当事務所での対応可否について
新年度になり、助成金や補助金の概要が次々と明らかになりました。
私のお客様からも多くの問い合わせをいただいています。
ただ当然ですがお客様は助成金と補助金の違いが解らず、私に言えばなんとかなるのでは、と聞いてきます。
今までは「残念ながら補助金は私の守備範囲外で、申し訳ありませんがお役に立てそうにありません。」とお断りしてきました。
我々社会保険労務士は厚生労働省管轄の助成金は業務範囲であり、代行も認められています。
従いお客様の状況をヒアリングしながらある程度シナリオを描き、書類を作成し、労働局に申請することが可能です。
しかし経済産業省管轄の補助金は残念ながらそのノウハウがなく、また代行等も認められていないため、お断りしていた次第です。
ただ最近、助成金・補助金の違いが解らず問い合わせてくるお客様に、「補助金は管轄外です」と事務的にお断りするのはいかがなものか、と感じ始めました。
自分としては経営理念として「頼られる事務所」を目指しており、頼ってきてくださるお客様 には当事務所で完遂できないまでも、お客様のニーズにお応えする道筋の提供は必要だろう、と考えを改めました。
今、その形づくりを始めています。上述のとおり代行等はできませんが、アドバイスくらいはできるレベルになりたいと考えています。