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コロナ禍で危機感を持つ会社から研修を依頼されました
研修アンケート
コロナが収まらず、オリンピックが近づいている現在でも予断を許さない状況が続いています。
コロナの影響をまともに受けた旅行代理店から、「業績が悪い状況にもかかわらず、社員に危機感がないので何か研修をやってもらえないか」との依頼を受け、昨年10月~12月にかけ2時間×3回の研修を行いました。
世の中には「7つの習慣」や「ロジカルシンキング」「プレゼン研修」など、多くの研修を行っている事業者がありますが、探し方が悪いのか「危機的状況下での研修」に関するものが見当たりませんでした。
また自分自身会社員時代に多くの研修を受けてきましたが、なかなかその内容が身について自分のものになったとまで言える研修は数多くありません。
むしろ日常の忙しさからしばし離れての気分転換的に受講したものが多かったのも正直否定できません。
依頼に対し「承知しました」と答えたものの、参考になるものが見当たらず、意を決して全くのオリジナル研修を行うことにしました。
①受講者が眠くならずに興味が維持できる
②話した内容の全てとは言いませんが、いくつかでも身につく参加型
を意識したものです。
具体的な内容としては
①考えるということはどういうことか
②考える習慣をつける
③考えたことを仕事に活かす
3回シリーズです。
題材はほとんど私が会社員時代に経験してきたことや上司から教えられたことなどが中心で、他では経験できない内容としました。
理論ではなく実際の経験から組み立てた内容は参加者にはスムーズに受け入れられたようで、あとで参加者から「また眠たい研修かと思っていたが、あっという間の時間だった」とのコメントがありました。
終了後アンケートに記入してもらいました。「面白かった」「勉強になった」「知っていることばかり」「時間の無駄」などの選択肢です。社交辞令的に「勉強になった」に〇を付ける方が多いとしても、「面白かった」に〇を付けた人も少なからずいた、ということはそれなりに浸透したのでは、と自分では思っています。